☆見るの・・・初めて
☆見た場所・・・自宅(シブツタレンタル)
☆なぜ見たか・・・グラント氏見たさに、そしてマッケリー作品見たさに
100円レンタルのときに準新作コーナーで発見、
マッケリーじゃん!グラント氏じゃん!ロジャースじゃん!ってなって(横浜人)、
急いでレンタル。
グラント×ロジャース。
愛してやまない『モンキー・ビジネス』のご夫婦ですね!
1938年、戦時下のヨーロッパが舞台。
男爵と愛のない結婚をしたロジャースが、グラント氏にひかれていく・・・というお話。
世間知らずだった女が、政治に巻き込まれ、ついにはスパイ行為もし、
最終的にはグラント氏とハッピーエンド。
戦時中に撮られた作品で戦争のことを描いているけれど、ラブコメディ。
グラント氏はラジオ放送のニュースキャスターみたいな役どころで、
あの洒落者の口からヒットラーとかゲッペルスとか出てくるのが、奇妙。
あまり深刻ぶらない戦争映画、という、不思議な感じ。
政治的混乱の渦中に身を置かざるを得なくなって、
変遷していくロジャースを描いているので、グラント氏の出番は思ったよりも少なめ。
でも彼、やっぱり粋の極みで。見ていてすごいうれしくなりました。
女性をエスコートさせたらピカイチ!かっこいい!!
軽妙洒脱、グラント氏の魅力を堪能。
彼は私にとって、数少ない「たぶん何をされても怒らないであろう人」で。
他にはアラン・ドロンとかなんですけど。
こんなにかっこよければ何をされても、この人なら仕方ないかなーと思えると思う。
蛇足。そんでなにもされる機会なし。
でもパリの夜、
ベランダみたいなとこでロジャースにうすら寒いポエムをプレゼントするくだりでは、
「どーした?!」ってなった。
前述のとおり『モンキー・ビジネス』のご夫婦で、
あの映画では二人して大暴れしてたから、この映画ではかなりおとなしく見える。
けど、二人ともやっぱりコメディがうまい!
ロジャースのおきゃんな感じがとても良い。
列車のなか、ロジャースとロジャースの夫(男爵)が座る個室の隣で急に、
グラント氏が「寂しいけどボクにはサックスしかないんだ」とか言って、
おもむろにサックスをぶふぉ~~~!!と吹き始める。
その音を聞いたロジャース、とてつもない大爆笑。
こういった場面では、二人とも持ち味を発揮してコメディをやっていて、幸せ。
ロジャースは大爆笑が似合う女優さんですね。
あの誰もが唖然とするラストシーンも、ロジャースならではだと思う。
そう、ラストシーン、「はっ?!!」ってなりました。急も急に終わるので。
マンガチックにドタバタした展開と主演俳優たちの演技で、
不思議な戦時下コメディになっていました。
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