☆イワン・ポポフ監督/1996年/ロシア
☆見るの・・・初めて
☆見た場所・・・自宅(地元ツタヤレンタル)
☆なぜ見たか・・・知り合い(愛猫家)にすすめられて
猫好き必見!!!!!
まじでもう猫がかわいくて仕方ない!!!
迷子になっちゃった猫と、それを探す飼い主、という珍しくないストーリー。
でも、猫の演技が(それも一匹ではなく、たくさん)見られる映画なんて
そうそうないと思う。
もちろん全編にわたって、アフレコによる猫の台詞とかはナシ。
家から飛び出してしまったこねこのチグラーシャは、
犬にいじめられそうになっているところを、大きい猫に助けられる。
そんでその大きい猫が飼われている家にお世話になることに。
そこは、フェージンという男(極度の猫好き)が、
6匹くらいの猫と一緒に暮らす家でした。
このフェージンを演じるのはアンドレイ・クズネツォフという方で、
プロの猫調教師だとか。
一説には、猫の調教は犬の100万倍難しいんですって!(何その説!)
クズネツォフ氏に調教された猫ちゃんたち、
人間を圧倒するほどの魅力的で個性的な演技を見せてくれる。
フェージンを助けるシーンなんて、それはもう圧巻!
あんなことしてくれたら飼い主冥利に尽きるだろうな~。
こねこが主役のこの映画、人間はまぁ脇役なんだけど、
完全に悪者として描かれる地上げ屋以外は本当みんな優しい。
迷子のチグラーシャちゃんを誰も放っておかないくらい、
猫に対してまで寛容。
私にはロシア人の知り合いがいないのだけど、愛猫家が多いのかしら?
だから虐待とかに困ってる猫がいたら、ロシアに行くといいかもよ。
(誰に向けて書いてるんだろう私は)
それと、飼い主一家の子どもちゃん(姉&弟)は、監督の実のお子さんとのこと。
どうりで似てるし、きょうだい独特の雰囲気だ!!!
とってもキュートだった。おばあちゃんもキュート。
雪に覆われる街の美しさ、そのなかで過ごすクリスマスのあたたかさ。
派手さはないけれど、素朴でかわいい作品で、大好きになりました。
日本での知名度はあまりないと思うけど、お友達みんなに見てほしいくらい。
それにしてもアンドレイ・クズネツォフ氏に興味が尽きないなぁ。
役者としても、男前ではないけど味があってとてもよかった。
彼の猫サーカス(?)が来日したらぜひとも見に行きたいし、
あわよくば弟子入りすらしたいなー!
その前にいつの日か、猫ちゃん飼いたいなぁ~~~。
パッケージ凄くダサい!!なんだその明朝体!
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