2013年10月15日火曜日

『タロットカード殺人事件』

☆ウディ・アレン監督/2006年/イギリス、アメリカ

☆見るの・・・2回め

☆見た場所・・・自宅(地元ツタヤレンタル)

☆なぜ見たか・・・ヒューさん見たさに


ウルヴァリンのプロモーションでヒュージャックマンさんがいっぱいテレビに出てて、
この作品のことを思い出したのです。
ウディ・アレン監督がイギリスで撮った作品。
公開時にブンカムラで見て、うきうき気分で劇場をあとにした覚えがあります~。

ウディ・アレン監督は近年いろんな場所で映画を撮っているけど、
ロンドンという土地はそのなかでもかなり、ウディ・アレンさんのカラーにしっくりくる。
(行ったことないけど)
バルセロナ等の太陽さんさん系よりも、薄くくもった空のほうが合っていると思う。
この作品でも雰囲気たっぷりにロンドンを撮ってます。
ヒュー宅の英国庭園なんかも、綺麗。
音楽はチャイコフスキー等のクラシック中心。
そんななかでそれぞれのキャラクターが魅力いっぱいに活動していて、好きな作品。

ジャーナリスト志望のアメリカ人女学生(スカーレット・ヨハンソン)が、マジックショーの舞台にあげられたとき、最近亡くなった有名ジャーナリストの亡霊(イアン・マクシェーン)と遭遇、彼から事件の鍵となるスクープを聞かされる。彼女はマジシャン(ウディ・アレン)と協力し、真相究明に奔走する。 という映画。(ウィキペディアより)


ヒューさんは由緒正しいおうちの跡継ぎで、紳士的でルックスも良くて、それはもう素敵。
一分の隙もないでしょう。スカヨハならずとも恋に落ちてしまう。
悠々たる振る舞いが板についてる。どうしてこんなにも英国貴族然としてるの。

そしてスカーレット・ヨハンソンさん。ジャーナリストの卵。
丸メガネにダサい服装、サバサバしつつも情に流されやすい。
とってもイキイキと演じていて、いい女優さんだなーと思いました。
けど、常にダサい服を着させるわけにはいかないよね、ってんで、アレン流の大サービス。
こんなにも大胆な水着を・・・!
わかってるね、アレン爺。ありがとう。

ウディ・アレンはマジシャン役、スカヨハとともに事件解決に挑む役として、
準主役くらいの出ずっぱり方をしています。
うれしそうにマジックを披露する姿は不覚にも愛らしい。(なんとなく忘年会臭が漂う)
近年の作品では一番彼のしゃべくりを楽しめる。
彼オリジナルの「記憶方法」は、ずるいくらいバカバカしいおもしろさ。
スカヨハともナイスコンビですね!


素人探偵が謎解きをしていく様子がテンポよく描かれて、
そこに各種ギャグとか、ヒューさんとのロマンスとかを盛り込んでくれる。
往年の『マンハッタン殺人ミステリー』の英国版、みたいな趣もありますね。
こういう良作を撮り続けてほしいものです!!

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