2013年10月2日水曜日

『ウェス・クレイヴン's カースド』

☆ウェス・クレイヴン監督/2005年/アメリカ

☆見るの・・・初めて

☆見た場所・・・自宅(シブツタレンタル)

☆なぜ見たか・・・ジェシーくん見たさに


愛ってすごいですよ。
この作品はホラーコーナーにあって、ジェシーくんが出てなければ見向きもしない上に、
万が一見たところでケチしかつけないような内容なんですけど、予想外に楽しめた。愛ゆえ。
クリスティーナ・リッチとジェシー・アイゼンバーグの姉弟はある日オオカミ人間にかまれて、
自分たちも徐々にオオカミ人間と化していく。
早くこの呪いを解かなくては・・・という映画。

オオカミ人間にかまれると、主として次のような変化が。
・生肉を好んで食す(血を求める)
・身体能力が驚異的に上がる
・男性としてor女性としての魅力アップ
・犬にきらわれる

ジェシーくんは男子にはいじめられ、
同じクラスの女の子には「誰ですか?」とか真顔で訊かれるサエない高校生。
けど、かまれてからはカーリーヘア(上の画像参照)をのばしてイケメン風味に。
驚異的な身体能力を発揮してレスリング部の部長を撃退、女の子の視線を集めるようになる。
ゲイの同級生(レスリング部の部長)にまで迫られるほど魅力アップ!

この、ゲイの同級生に迫られるシーンが一番の見どころでした。おもしろかった~。
夜、生肉を食べようとしてるとこに急にピンポーン・・・出てみると例のレスリング部の部長。
「実は俺、オマエが好きだったんだ。オマエもわかってたろ?」とにじり寄る彼。
僕はホモじゃない!とオロオロしまくるジェシーくん、情けない顔と早口が超おもしろい。
逃げるように家のなかに入ると、飼い犬もオオカミ化して、暴れまわってる。
やばい!と玄関を開けると、まだゲイの同級生が!!!「まだ話したいことがあるんだ・・・」
それどころじゃないのだよ!!!
こういう、真剣みを削ぐ演出がけっこうたくさんありました。
ジェシーくんの存在って素晴らしい。いいコメディアンっぷりを発揮してました!

スコップも形相も貴方には似合わないよ。


ウェス・クレイヴン監督のほかの映画を全然見たことがないので、
なんとも言えないけど、この映画に関しては怖くなかったです。
血は出るけど、いかにも作りものめいているから。
ここで出てくるんだろうなぁ~という箇所でご丁寧にジャーンと出てくるから、なんていうか安心。
オオカミ人間も安っぽくて変な感じ。

クリスティーナ・リッチはなんというか・・・姉御肌演技が鼻につく。なんかイラっとする。
そういうキャラじゃないじゃん!すごく違和感。
バッファロー66のときの可愛さは幻だったのか???

ただ、ジェシー・アイゼンバーグファンは絶対楽しめる映画。
犬をかわいがるジェシーくん、
全裸のジェシーくん、
わおーーーん!!!と遠吠えるジェシーくん、
ガタイのいい若者をブン投げるジェシーくん・・・
サエないところとかっこいいところ両方楽しめるし、もう、好きさもいや増しちゃう。


もうすぐ公開の『グランド・イリュージョン』も、
ジェシーくん見たさに劇場まで行ってしまうかもしれません。公式サイトこちら。
彼の長く美しい指から繰り出されるマジックを見たい・・・
TIFFで上映される『ザ・ダブル』も行くつもり!!!


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