2013年7月10日水曜日

『花嫁人形』

☆エルンスト・ルビッチ監督/1919年/ドイツ

☆見るの・・・初めて

☆見た場所・・・シネマヴェーラ(渋谷)

☆なぜ見たか・・・ルビッチ監督の作品とっても好きなので


叔父の遺産を継ぐため結婚を余儀なくされた女性嫌いのランスロ。
天才職人に花嫁のかわりの人形を作らせ、ごまかそうとするが・・・。
登場人物の強烈なキャラクターや人形役のオッシの動きに大笑い。
書き割りや着ぐるみなどを使った舞台的な演出も効いている、ルビッチによるシュールなコメディ。
(ヴェーラのチラシより)

花嫁のかわりに人形を作らせたのに、人形は壊れてしまう。
仕方なく人形職人の娘さんが、人形のフリをして男爵のもとへ・・・ってお話。
この「花嫁人形」、どう頑張っても人形ではなく人間にしかみえないのだけど
だれもそれに気づかないのはご愛嬌!

愛らしいおとぎ話でした~。
オッシのカクカクした動きとかキョロキョロ動く眼、これだけでかわいい。
脇をかためる登場人物までみんな、ちょっとダメでおもしろくて愛おしい。
100年近く前にこんなおもしろい映画が撮られてたなんてね、
CGとかいくら頑張ってもルビッチの遊び心には追っつかないよ。
センスよくてテンポよくておしゃれ。さすがルビッチ先生!!!




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