2013年7月2日火曜日

『ア・ダーティ・シェイム』

☆ジョン・ウォーターズ監督/2004年/アメリカ

☆見るの・・・2回め

☆見た場所・・・自宅(シブツタレンタル)

☆なぜ見たか・・・ひさしぶりにとっても見たくなった


こういう映画を好んで見てることがバレると、品性を疑われると思う。
でも好きなので仕方ないと思う。

セシルBシネマウォーズとか、クライベイビーとかは大好きだけど、
ピンクフラミンゴを見る勇気はない、でおなじみの、不届き者のジョン・ウォーターズファンです。

悪趣味映画の巨匠、ジョン・ウォーターズ氏が、
卑猥な空気にそまるボルチモアを描いた作品。
日本では劇場公開されず、DVDスルー。

みんな頭を強打するとイカれちゃう、っていう設定からもうバカでグッとくる。
イカれちゃうときに頭のなかに広がるいろんなイメージも、とんでもないセンス!

ジョン・ウォーターズさんの映画は品がないけど、節度があって愛があると思う。
どこまでフザけててどこまで真面目にやってるかわからない、
でもまんまとハマってしまう。
下ネタ全開なのになんか牧歌的な感じのBGMたち、どっから見つけてきたんだろう。

いろんなフェチ大集合!って感じで(食べ物にまみれる、タイヤを舐めるetc.)私は唖然。
あ、いわゆるポルノっぽい直接的な描写とかは全然ないです。
(かといって家族で見るのは止したほうがいい)

役者さんたちも何か吹っ切れたかのように狂った演技をなさってて・・・
セルマ・ブレアさん、よくこの役引き受けたよね。好きになっちゃうよ。


ちなみにジョン・ウォーターズさんは毎回、
故郷のボルチモアを舞台にとんでもない映画ばかり撮ってるけど、
地元の人たちにけっこう愛されてるらしいです。
ボルチモアへの留学経験があるお友達(おてもと編集長の猪俣氏)が言ってた。

個人的にジョン・ウォーターズ監督の作品を映画館で見たことないから、
どっかで特集上映を組んでくれることを心待ちにしてます。




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