2013年7月30日火曜日

『エイブ・リンカーン』

☆ジョン・クロムウェル監督/1940年/アメリカ

☆見るの・・・初めて

☆見た場所・・・シネマヴェーラ(渋谷)

☆なぜ見たか・・・下記参照


まずねー、現在シネマヴェーラでは、「映画史上の名作」と銘打って、
数々のクラシック作品の特集上映をしているの。
そんで私はどうしても『アタラント号』がスクリーンで見たくて、
見に行ける日のスケジュールをチラシで確認したら、
『アタラント号』と『若き日のリンカーン』の二本立てだったの。
『若き日のリンカーン』、ジョン・フォード監督作品・・・
見たことないし楽しみにしてたの。

ところが当日ヴェーラに行ったらよ。
貼り紙がしてあって。
要するにチラシに記載ミスがあり、
ジョン・フォードの『若き日のリンカーン』ではなく、
ジョン・クロムウェルの『エイブ・リンカーン』を上映します、とのこと。

えっ何そのミス!!
ジョンつながりでリンカーンもの、ってことで、違う作品をチラシに載せちゃったのかしら。
あさはかだよー!

でもジョン・クロムウェル監督作品自体を見たことなかったし、
むしろ若き日のリンカーンはレンタルも確かあったから、
まぁいいかなと思って映画館に入りました。
何よりお目当てはもう一作の『アタラント号』だし。

なんかもうこの時点で若干、不思議体験の気分だったんだけど。

上映開始すると、スクリーンにはまさかの、
『若き日のリンカーン』の文字が躍る。
ん?エイブのほうってことで落ち着いたんですが・・・という気持ち。
すぐにカットが雑に変わったかと思うと、『エイブ・リンカーン』が始まる。
あの最初のカットはなんだったんだろう・・・

釈然としないまま見進めると、なんと、吹き替え作品!
「オマエも本ばかり読んでないで~」とか言ってるよ!!びっくりだ!
アニメ以外の作品を、映画館で吹き替えで見るなんて初めてかも。


・・・と、映画うんぬんよりもそれに至るイロイロのほうが気になるという、
珍しいパターン。
あの最初の『若き日のリンカーン』の題字、ほんとになんだったんだろう。
ついでにいうとラストでも、"The End"が出たあとに急に画面が切り替わって、
もう一種類の"The End"が出たんですけど・・・


このままではジョン・クロムウェル監督がうかばれないので映画自体の感想を。
と言いたいところだけど、混乱のうちにうまく入り込めず、おいていかれた感じ。
ごめんねクロムウェルさん。

なんとなく感想を箇条書き
・豚が逃げたりする牧歌的なシーンが好き
・レイモンド・マッセイはあまりハマり役ではない模様。
・ラストシーンの歌(これは言語のまま)は、日本では
 ♪ごんべさんの赤ちゃんがカゼひいた~ もしくは
 ♪まぁるい緑の山手線~ でおなじみのあの曲なので、
なんとなくおもしろい気分で終了。


レイモンド・マッセイ、面長だな~。

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