2013年7月9日火曜日

『戦場のメリークリスマス』

☆大島渚監督/1983年/日本=イギリス=オーストラリア=ニュージーランド

☆見るの・・・初めて

☆見た場所・・・自宅(シブツタレンタル)

☆なぜ見たか・・・お友達(アサイー)が、この世で4番めくらいに好きな作品と言ってたので


シブツタの380円VHSレンタルです。画像も音声もけっこうヒドかった!

それにつけても北野武さんの素晴らしさ。
大島渚監督のキャスティングセンスってとんでもないなぁ。

今年のクリスマスは、家族とか大好きなお友達とかに「メリークリスマス」を言おう。

物語の大部分は1942年なのだけど、
ちょっとここは、目をそむけたくなる場面もたくさん。
で、1946年、ハラ(武さん)とロレンスの再会シーン。
ふたりが座って、昔を思い出して語る。ああ美しくて哀しい。
オジさんの笑顔にこんなに涙してしまうなんて。
このシーンのふたりの演技は本当に完璧。
忘れられないエンディング。

正しい人なんて誰一人いないのに、
自分が正しいと思ってる人の犠牲者は後を断たないと思う。
私は、自分が正しいと思ってる人にこの映画を見せて、
デヴィッド・ボウイみたいに両頬にビズをしたい・・・

うまく感想の言えない映画だけど、
何かを批判するのではなく、人間の哀しさとか素晴らしさを描いてる。
そんで教授の音楽はもう・・・胸をしめつけられちゃう。言うことなし。

で、私はデヴィッド・ボウイ氏の見ためが好きなので(音楽はよく知らない)、
眼にも心地よかったわ。

しかし大島渚監督の映画はほぼ見たことないなぁ~~
次ツタヤいったら見てみようっと。




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