2013年8月31日土曜日

『新婚道中記』

☆レオ・マッケリー監督/1937年/アメリカ

☆見るの・・・初めて

☆見た場所・・・自宅(シブツタレンタル)

☆なぜ見たか・・・ケイリー・グラント氏見たさに


スクリューボールコメディの王道をいくような、軽妙で楽しい作品でした!
大好き~!
ナイスすぎる写真みっけた~!何これ宣材?
このポスター欲し!!!


お互いに浮気をしてるんじゃないかと疑いあう夫婦が、離婚調停へ。
イロイロあって、離婚成立の日に元さやに戻る。 という映画。

元さやに戻るであろうことはハナから判るので、
むしろ演出の妙やいろんな伏線、そして、主演ふたりの演技が光る!

グラント氏、やっぱ凄い好き。器用で好き。
身のこなしが軽くて!巧い!!
椅子からころげ落ちるグラント氏、
ピアノに指を挟むグラント氏、
朗々と歌うグラント氏、
寝室から猛ダッシュで飛び出てくるグラント氏、総じて素敵です。
愛犬家の感じとかも実にラブリー!!!好き!

アイリーン・ダンさんは終盤、美貌に似合わぬ捨て身の演技を披露。
コワレっぷりがナイス。かわいいです。

離婚に向かうふたりをゆるく繋ぎとめるのが、スミスくん。ワンちゃん。
このワンちゃんもいちいち名演技でね、もう、超飼いたい。
賢いうえにかわいいワンちゃんなんて、最高。

犬といえば
とんだかませ犬!みたいな役でラルフ・ベラミー氏が出てくるのだけど、
『気儘時代』でも『ヒズ・ガール・フライデー』でもそんな役ですよ。ベラミー。
フィクションとは百も承知だけど、なんか憐れだわ。
そんな役ばっかり続いたら、私ならグレそう。
ラルフ・ベラミー氏に幸あれ。


絶えずいろんな人がドアから入ってきて、また出て行って、
っていう忙しい展開な上に、みんなよく喋る。
それも、本音は口に出さず、どうでも良いことをペラペラと、
ユーモラスな台詞回しで。
彼らの弾丸トークが理解できるくらいの英語力が欲しい。

じれったくも最高に幸せでかわいい幕切れまで、
とにかく愛すべき映画で大好き!

のっけに「スクリューボールコメディの王道」とかエラそうに書いたクセに、
スクリュー~の代表作と言われてる(?)『或る夜の出来事』未見なの。
地元のツタヤ、いつ行ってもレンタル中なんですもの。
見たいなぁ~。
けどそれ以上にグラント氏にゾッコン!です!
次は何借りようかしら。


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