2013年8月20日火曜日

『幕末太陽傳』

☆川島雄三監督/1957年/日本

☆見るの・・・2回め

☆見た場所・・・自宅(地元ツタヤレンタル)

☆なぜ見たか・・・下記のような経緯がありつつ、どうしても見たくて


初めて見たのは、21歳くらいのとき。大好きになった。
そんで、2年前、23歳。この映画はリマスター公開されました。
喜び勇んで前売り券を購入しましたよ。それはもう。
そして・・・当時忙しかったのかなんなのか、
気づいたときには上映が終了してましたとサ!
前売り券は無用の長物と化しましたとサ!

そんな悲しい思い出があって、しばらくはレンタルすることも控えてた。
けど、見たくて見たくて。やっと借りてきた。トラウマ癒えたり。


のっけから、映画がフルスピードで走り出す。
台詞をたたみかける人物が次々と登場する。
全員元気。

そしてびっくりすることに、
フランキー堺さんが画面狭しと走り回るだけで、映画として成立してしまう。
縦横無尽に駆け回る彼をえんえんと見ていたい。
彼の身のこなしの軽妙さ、神がかっているね。
適切な言葉が思い当たらないけど、凄みさえ感じる。天才。

あれだけ図々しくて人が良ければ、
ドコに居て何をしてても生きていけるんだなぁ~うらやましい。
そんでラストのやけっぱちな身ぶりも忘れがたい!
願わくは、カメラとか関係なくどこまでも走り去ってくれ!と思っちゃう。

共演者も圧巻。
まずは左幸子さんと南田洋子さん・・・!
お美しいおふたりは大乱闘を起こします。
けっこうな長回しで撮られてて、迫力のアクションシーン。
本当、野次馬の動きまで完璧な構図なのだけど、
ワザとらしさとかあざとさを全然感じさせない、不思議。
江戸弁で啖呵切るのもしびれる~。
啖呵切れる美女って憧れちゃうよ。
いいな、江戸弁かっこいいな。習得したい。江戸弁。

川島組の常連、小沢昭一さんもたいへん元気!!!
あば金!
もう。川島監督とふたりでニヤついてんだろうな!!

石原の裕ちゃんがスターらしくドアップで映るのも楽しいし、
岡田眞澄氏のポンコツっぽい情けなさも最高。


登場人物全員が、全力。超然と生きている。
基本的には楽しくて明るいのだけれども、
根底に流れているのは乾いたニヒリズム。
それが、どこまでも粋に、流れているのですよ。

さあ暴れよう。
地獄も極楽もあるもんけ!
なりゆきで生きよう。


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