2013年8月20日火曜日

『わるい仲間』

☆ジャン・ユスターシュ監督/1963年/フランス

☆見るの・・・初めて

☆見た場所・・・自宅(シブツタレンタル)

☆なぜ見たか・・・そういえばコレ見てないなぁと思って


高校3年生の夏に『大人は判ってくれない』と『勝手にしやがれ』を見て以来、
破竹の勢いでヌーヴェル・ヴァーグの諸作品を見た!
まだまだ見逃してる作品は超たくさんあるけど、けっこういっぱい見た!
けどコレ、ずっと見逃してました。
くわばらくわばら。(誤用)


40分くらいの中編映画。
レンタルでは、『サンタクロースの眼は青い』と同じVHSに入ってます。

主人公は男性二人。
カフェに入り浸って、女の子をナンパするかしまいか・・・
みたいにずっとうじうじしてる。
「オマエが先に声かけろよ!」みたいに言い合ってるのがまた情けない。

カメラワークは自由な感じもするし、厳密な感じもする。
街の風景をなまなましく捉えていて、
ヌーヴェル・ヴァーグよ!!!と興奮してしまう。
けど、結果的にいえば彼の早すぎる死を知っているから、
どこか寂しさが漂っているような気がしてしまう。

中条先生によると、ユスターシュは自分の愛する映画監督として
ルノワール、ラング、ドライヤー、ブレッソン、ギトリ、
そしてとくに溝口の名を挙げている、とのことです。
ミゾグチさん、2作か3作しか見たことないなぁ~。
ゴダールもミゾグチミゾグチ言ってるし、見たいのですけどね。
そのうち見ようっと。

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