2013年8月3日土曜日

『ギター弾きの恋』

☆ウディ・アレン監督/1999年/アメリカ

☆見るの・・・4回めくらい

☆見た場所・・・自宅(ビデオ持ってる)

☆なぜ見たか・・・可愛いサマンサ・モートン見たさに


初めて見たのは中学3年生のときだから、もう10年前(わーっ)。
その頃は別段映画が好きというわけじゃなかったけど、
この映画にはそうとうビックリした記憶がある。
それまでに見たことのない部類のおもしろさだったから。
そんなわけで私はウディ・アレン監督の映画を見始めたのでした。

ハッティ役のサマンサ・モートンさんのキュートさには、
本当に見るたびに驚いてしまう。
口のきけない役で、その分表情や仕草がもう!!!

ファッションもかわいい。大好き。
「大好きなヒロインランキング」私のなかでは殿堂入り。

不思議なのは、他の映画でサマンサ・モートンを見ても、
そんなに魅力を感じないという事実。
なんだか年々ドスコイな感じになっているし、
この作品のときの彼女は魔法がかかっているみたい・・・

もう一人、ウマ・サーマンも重要な役どころ。
しゃべれないサマンサ・モートンと、説明的なユマ・サーマン、
っていう二項対立もおもしろい。

そして主演の「ギター弾き」のエメット・レイ役はショーン・ペン氏。
いいよね~ペン。
身勝手で自己愛が強く、ダメな役なのだけど、繊細さを演じきったペン氏に拍手。
この映画の良いところは、
エメット役をウディ・アレンが演じなかったところだと本当に思う。

そんなウディ・アレンは、エメット・レイの"伝説"を語る役どころ。
(実在しないエメットをさもいるかのように演出している、疑似ドキュメンタリー)
ウディ・アレンの語るところによると、エメットは、
ハッティと別れたあとに消息を絶ってしまったのです。

最後、泣き崩れるエメットを少し遠巻きに撮るシーンは何度見ても涙。
撮り方のそっけなさも素晴らしい。


映画というのは個人的な体験だと常々思っています。
この映画、世間的な評価はいざ知らず私は心から好きです。

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