2013年9月15日日曜日

『パンチドランク・ラブ』

☆ポール・トーマス・アンダーソン監督/2002年/アメリカ

☆見るの・・・2回め

☆見た場所・・・自宅(地元ツタヤレンタル)

☆なぜ見たか・・・PTA見直しブームで


4年か5年ぶりに見た。いいですね、好き!!!
これ、主演ふたりの「再会」シーン。
おしゃれなシルエットショットだなぁ。

アダム・サンドラー、好演。
繊細で情緒不安定で心優しい、たまにイカレちゃう寂しい男の役。
彼が終始着てる青色のスーツは、『バンド・ワゴン』でアステア様が着てた衣装をモチーフに
デザインされたそうですよ!!
(スーパーマーケットでタップを踏むシーンもある!!)

アダム・サンドラー氏は最後に、暴力の正しい使い道を発見する。
そしてこんなにもおっかない男を、恋の力で撃退する。
 
PTA組常連のフィリップシーモアホフマン!太ってる~!
彼はアダム・サンドラーのあまりに真っ直ぐな恋心にふれて、狂気すら感じて引き下がる。


「一生に一度の恋なんだ」なんて、大ミエ切って言われてみたい。
お互いに、どうして、どこに惹かれるのかなんて一切説明しない。
パンチドランク・ラブに理屈はないみたい。
アダム・サンドラーのキレ芸を受けるエミリー・ワトソンも妙にキュート。

ポップかつ美しい映像はミュージックビデオを見ているよう、
けれども、某ゴンドリーや某実花なんかとは一線を画する「映画的」なセンス!!!
いらいらするサンドラー、恋慕の情をつのらせるサンドラーを、的確にとらえてる。
PTAは何やらせても器用ですね!!

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