2013年9月17日火曜日

『ぼくの彼女はどこ?』

☆ダグラス・サーク監督/1952年/アメリカ

☆見るの・・・2回め

☆見た場所・・・自宅(シブツタレンタル)

☆なぜ見たか・・・シブツタの「発掘良品」シリーズが100円で借りれたので!


発掘良品、380円もするから、普段は手が出ません。
けど100円クーポンが配信されてきたので、ダッシュでシブツタ行った。
ダグラス・サークいっぱい借りれて幸せ~~~。

19か20歳くらいのときにダグラス・サーク監督の存在を知って、
数本見たなかでも、これは抜きんでて楽しい作品。
『キャリー』の恐ろしい母でおなじみのパイパー・ローリーさん、
こんなにも愛らしいお嬢さんでした!!!
共演はロック・ハドソン。この人、193センチもあるらしい。
サーク作品の常連だけど、なんとなく加山雄三を思わせるよね。


大富豪のフルトン氏(チャールズ・コバーン)は、
ある事情から、自分の財産をブレイスデル家(パイパーローリーの家)に贈りたいと考える。
彼は貧乏な画家に身をやつしてブレイスデル家の下宿人になることに成功、
とりあえず10万ドルを匿名で贈って、一家の様子を観察。 という映画。

10万ドルを手に入れると、ブレイスデル家の母親は、一気に成金街道。
趣味の悪い服を着て、いけすかない金持ち連中と付き合い、
下宿人を追い出し、変なフレンチプードルを2匹も飼い始める。
そしてパイパーローリーに、庶民であるロックハドソンと付き合うのは止せ、と言い出す始末。

大金が舞い込んだあとのこの母親の俗悪なる行動は、コミカルなおとぎ話風に語られるので、
終始お金にまつわるお話なのに、深刻になりすぎず楽しい作品。
パイパーローリーの妹役も、ナナメから事態を見守る感じで、おもしろいキャラクター設定。
この妹ちゃんとチャールズコバーン(子供&老人)が実にいいコンビ。
いいですね~チャールズコバーン。青春よふたたび、って感じで、ハシャいでる。

もちろん、テクニカラーの美しさ、色使いの大胆さも最高!
ミュージカルナンバーとともに心を浮き立たせてやまない!!!
若きジェームズ・ディーンが7秒くらい出てきて、妙な厚かましさを放ってるお宝映像もあり。

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