2013年9月26日木曜日

『素晴らしき休日』

☆ジョージ・キューカー監督/1938年/アメリカ

☆見るの・・・初めて

☆見た場所・・・自宅(シブツタレンタル)

☆なぜ見たか・・・グラント氏見たさに


ケイリー・グラント氏のアクロバットが見られる作品!明るくてロマンチック!

ケイリー・グラント氏は若くして両親を亡くし、働きづめだった。
彼は人生初めての休暇先で、よく知らない女性(ドリス・ノーラン)と恋に落ちて結婚することに。
帰国後、その女性の家を訪ねると、とんでもないお金持ちだった・・・という映画。

ノーランを愛しつつも、厳格な家に縛られたくないグラント氏は、
ノーランの姉、キャサリン・ヘプバーンと意気投合する。
彼女は聡明かつリベラルかつロマンチックかついい人(一緒にアクロバットしてくれる程)で、
ブルジョワ特有のいやらしさやしゃらくささ、おカタい感じとは無縁。

そして、ノーラン&ヘプバーンの弟役は、リュー・エアーズ。
一時期ジンジャー・ロジャースの旦那さんだった人ですね。
エアーズ氏も変わり者の好人物を演じてる!


豪邸で大きなパーティーがおこなわれているさなか、
パーティーになじめない面々(グラント、ヘプバーン、エアーズ、グラント氏の友達夫妻)は
ちいさな遊戯室で彼らなりの宴を催す。
歌ったり踊ったりアクロバットしたり・・・気取らない雰囲気が本当に楽しそう。
私もココに入れてほしい!!
決まり事や見栄なんかを逸脱して子どものようにハシャいでる。
ケイリー・グラント氏、夢見る好青年がとってもハマり役で、
キャサリン・ヘプバーンとの相性ももちろんぴったり。

本当ナイスカップルですよね。『赤ちゃん教育』大好き。

うれしくてとんぼ返りをするグラント氏、
キャサリン・ヘプバーンと目線が合って、抱擁・・・のラストシーンは、
一切の説明を排除しているのにすべてが伝わってくる演出と演技!

グラント氏とヘプバーンさんの魅力満載、楽しい映画です。

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